本を読む
中学生の頃、難しい本を読むのが好きでした。哲学とか思想の本とかです。内容はさっぱり頭に入ってこないのですが、難しい本を読んでいる時だけ頭が良くなった気がするんですよね。
結局頭が良くなったことはありませんでした。
速読はそれなりにできるようになりました。
大学生になって難しい本を読まなければならない機会が増えました。戯曲なんてその最たるもので、頭の中で登場人物を想像しなくちゃいけないので、小説読む時より頭の領域を広く使わなくちゃいけないので、すぐに疲れてしまうんですよね。
(脈絡なく挿入される実家の犬)
難しい本、読むのが本当に疲れるんですよ。わからない単語があったら調べなきゃいけないし、調べた後その単語のところから読書を再開すると文脈がわからなくなって結局その章を最初から読み直すハメになる。ノートにメモをとるときも然り。読書スピードも遅くなって、集中力も切れてきて、インプットにこんなに疲れてる自分ってなんなんだみたいな負の思考に陥り、色々と曖昧になって酒飲んで寝る。デススパイラルマシーンかよって思う。
(デススパイラルマシーンに特攻するキタンです)
そこで自分が実践しているのがダブル読書法。
①まず難しい本を2冊用意します。
②難しい本1を読みます
③難しい本1は難しいので疲れます
④気分転換に難しい本2を読みます
⑤難しい本2は難しいので疲れます
⑥気分転換に難しい本1を読みます
⑦③に戻ります
頭がいいですね
これを繰り返すことでいつか難しい本を2冊読了してしまうって寸法です。
メリットは比較的楽しく読めることと2冊読めることです。
デメリットは読書時間が2倍以上にハネ上がることです。
疲れたら人間椅子でも聴きましょう。